五条悟が三次元の一般人を救った

はじめに

  • R18以上の内容について一部言及するので未成年は読まないでください

この記事の要約

  • タイトル通り
  • 貴方の性癖が誰かを救い、貴方自身を救う。だから軽率に性癖はアウトプットしよう。そして私の関係者各位、本当にありがとう
    • 2022年3月
      • アニメ呪術廻戦の五条悟の唇の艶が常に頭について離れなくなり、二次創作(夢・腐(漫画・イラスト・小説))を漁るようになる。自ら夢小説を書き始める
    • 2022年5月
      • 人生ではじめて同人誌即売会に一般参加する。沢山の薄い(厚い)本に出会う
    • 2022年8月
      • 人生で2回目の同人誌即売会にサークル参加する(薄い本を作った)
        • イベント翌日、自家通販を開始する

一般人

  • フットワーク重すぎ
    • 外に出かけるのが苦手のインドア
      • 4時間外にいれば疲れて家に帰って横になりたくなる(最近はましになった)
  • 夢女子・腐女子歴20年以上(空白の期間もある)
    • 高校まで
      • 二次創作(夢・腐)をインターネットを探ってよく読んでいた     * 一時期夢小説を書き、個人サイトを作って公開していた
    • 高校卒業後
      • 漫画(商業BL含む)を嗜む程度。二次創作は遠のいた。アニメも嗜む程度

長い独り言

何が私をここまで動かしているのか。私でも解らない。なぜフットワークが重い私がこんな勢いのあるオタクになったのか。私は解らない。けれど、それは私に活力を元気をくれる。疲れもするけど止まらない。なぜか解らない。

きっかけ

2022年3月の半ばに漫画の呪術廻戦を読んだ。面白かった。アニメもやっていたので、見てみた。うん、戦闘シーンの描写がエグいくらいかっこいい。そう、別にえっちなシーンでもなんでもなくてかっこいいとある戦闘シーンだった。五条悟というキャラクターが戦闘しているシーン。彼の唇とその艶が目に入ったとき気づいたら”えっろ”という言葉が漏れていた。隣で一緒に見ていた旦那が「え?」って言って私のほうを見ていたけど画面から目が離せなくて無視した。高校卒業以降色々な漫画を読んでいたし、アニメも見ていたけれど、世間話をするときに作品名がでてきたら「あーあれね、観た。面白いよねー」と話の相槌と共感が出来るくらいで、具体的にこのキャラが好き!この場面が好き!とかは語れなかった。一方アニメの呪術廻戦、五条悟の唇。あのたった1シーン。それが頭のどこかでずっとなりを潜めてはふとした瞬間に思い出し、その一瞬でキモチヨクなれた。

学生時代、二次創作に熱を上げていた私が頭に蘇った。記憶の最後にある二次創作作品をアップする場所の大手はpixivだったので、pixivのアプリを開いた。アカウントは消していなかった。*1 まあ沢山の素敵な作品があるわあるわ。 ぽちぽち”いいね”とブクマをする、簡単にキメられる楽しいお仕事をし始めた。じっとスマホを見つめる時間が増えた。沢山自分の好きを漁っていくと「あーこのひとの作品好き!」という”この作者が作る作品が好き”がでてきた。とともに、更に自分の性癖に沿うものがないかを探し始めた。類似する作品は出てきてやっぱり脳がハッピーになる。*2 けれど本当にぴったりと沿うものはなかなか出会わない。そこでまた思い出した。大人の庇護の元でなんの柵もなく自分の性癖を教室の片隅で堂々と口に出して開示していたあの頃を。それも極まってある時からは自分で小説や絵を書いていたことを。 そう、なければ作ればいいんだ! そう思って久しぶりに小説を書いた。書き殴った。私の中の脳内にぴったり沿うストーリーや展開、キャラの台詞、感情はあるからアウトプットしたものが下手くそでも自分が脳内補完するから構わない。一方で私の性癖を肯定されたい、承認されたい、誰か同士と繋がっていたい、そのどれもがあって、その書き殴ったものを公開することにした。アカウントを作り直すのも面倒だしそんなに熱が続かないだろと思って結構な年数放置していたそのアカウントで公開した。公開したら、ぽつ、ぽつと、pixivアプリから「あなたの作品がいいねされました」という通知がきた。きっかけは所謂自家発電のために作ったとはいえ、誰かに読んでもらって、それが誰かの多少の元気になることが嬉しかったが3割、誰かに自分の性癖を肯定・承認してもらって嬉しかったが6割、その他1割。多分そんな感じ。会社員生活X年、会社と家の行き来で一日が終わって帰って旦那と夕食にアニメみて、片付けなんかして風呂に入ったらその後なにかする気力は起きなくてぼうっとなにも手をつけられずに気づいたら寝る時間の日々の中に、少しずつ織り込まれていくいいねの通知。 「私、自分の性癖で楽しんでいいんだ。私の心躍ることをやっていればいいんだ」 ってその反応に後押ししてもらって、私は自分自身に”オタクでいいんだ・楽しんで良いんだ”ってGOサインを出せた。どこかで自分の好きなことを好きと提示することを控えていた自分がいた。けれど、そこで吹っ切れた。忘れた頃に自分の小説を読み直した。 「えっ超私の性癖ぶち抜いてくるんだけど書いてるの誰?え、私?好き!!!!!」

もっと日常生活では言えない自分の性癖を開示して垂れ流す居場所が欲しくて、とりあえずtwitterのアカウントを作ってみた。最近のtwitterはAIのサジェストで数人自分の性癖に近い人をフォローすると結構な精度で類似の人をおすすめしてくれるのでその方々もぽちぽち一斉フォロー。タイムラインは私よりも狂った(褒め言葉)オタクが多くて安心した。もっと性癖だして大丈夫だって励まされた。フォロイー、いつも本当にありがとう。 そうしてしばらくタイムラインを眺めていると、創作する人はpixivで生息している人もいれば、pixivよりはtwitterだけで生息している人、個人サイトで生息している人など様々であることを知った。その中でも多いなと思ったのはtwitterだった。作ったアカウントは旦那がフォローしていて、完全な自身の性癖爆発の創作物を旦那に見られるのは個人的にとても恥ずかしくて*3、自分の創作物を共有したり、それに類似する性癖を暴露するための別のアカウントを作ろうと思った*4。で、その時にはなんとなく、創作活動はこれからもずっと続けていくだろうと思って、”創作する私”を作ろうと、まずツイッターのアイコンのデザインをした。多分このアイコンはずっとこれからも変えない。2022年4月1日に"創作する私"を開設。一番最初のツイートはこれ↓

最初はあんまり呟いていなくて、自身のpixiv作品のURLをシェアすることが多かった。こっちのアカウントでも創作している人をぼちぼちフォローする。しばらくこのアカウントのタイムラインを見ていると、時折同人誌即売会の実況中継になっていて、ちらちら眺めていたら 夢漫画・夢小説の薄い本があるじゃあないですか。 私はとてもびっくりした。薄い本、厚い本でカップリング(BLGLNL)はあった認識だったけれど、 夢…夢を形にしている人、いるんだ… と衝撃を受けた。私が界隈から離れていた間か、はたまた私が夢小説をインターネットの海に投げていた時にもあったのかは知らない。それを受けて、私は同人誌即売会に行ってみたくなった。情報を探っていると、直近だと5月にあるらしい。しかも自身が書いているジャンルのプチオンリーもあって人生で初めて一般参加することにした。

はじめての一般参加

会場自体は別の用事で行ったことはあったけれど、なんだろう。あの雰囲気。形容しがたいからぜひ行ったことがない人は行ってほしい。とにかく目の前にすべてがその人達が自分の好きなように活動されている。あと、フォロイーが目の前にいる。三次元に顕現している。あの日々出してくださる素敵な作品の創造主はこのひとなんだと。特にアイドルとか三次元の推しが居たことがないんだけど、多分そのときに、推しがリアルにいる人達の気持ちがちょっとわかった気がする。現実感なしの高揚感。けれど、あまり長話するのも気持ち悪いかなとか思ったりして、とりあえず推しのスペースを巡っては「ありがとうございます。ありがとうございます」と二回念押しでいうくらいでしかできなかった。呪術廻戦はかなり旬なので私の知らない素敵な作品が沢山あった。いや、同人誌即売会は作品がある、場所なくて、多分作品を作ってらっしゃる方がいるというのが私の中では大きい実感だった。ツイッターやpixivだとなんか知らない間にどこか作品が湧いてくる感覚になってしまいがちなんだけど、たしかにそれは誰かの時間を使って誰かの脳みそから出力されたもので、ここでサークルスペースに居る人達全員がなにかを生み出している。っていうのが、なんか、すごく非現実的だった。とある一つの大きな趣向という共通点だけでこんなに人が集まって、作品を、性癖を開示してる。それが目の前で繰り広げられてる。びっくりした。あとあのドスケベ漫画とイラストがこんな素敵な人が作ってるのか?こわ(褒め言葉)ってなった。スケベはこころと頭にあって出そうと思わないと出さないものだなと思った。あとスケベ本を渡すときサークル主はどんな気持ちなんだろうって思った。エロ手渡し直送。オブラートに包まれて邪気のない笑みで「ありがとうございます!」って言われるけど、でも表紙はどうみてもその後おせっせするしか想像できない表紙をさ、素敵な笑みでさ、ねえどんな気持ち?どんな気持ちで今貴方私にスケベ本手渡ししてるの?って思ってたけれど私は淑女なのでもちろんそんなことはお首にも出さず同じく邪気のない笑みで感謝を申し上げた。

イベントは時間との戦いで、壁サークルはともかく島中サークルはすぐに完売のツイートがあがることをタイムラインで知っていたから宝の地図を見ながら速歩きする。本当は創作主にもっと、いつも本当に作品だったり日常ツイートを見ていて元気を貰っているだとか、作品のこんなところがいいとか語りたいけれど、それができない。初参加の緊張と戦利品の回収で手一杯で。 知らない間に手元にはもともとチェックしていた方の戦利品と一目惚れした戦利品にあふれていてなんで私はこんな小さなバッグでこの場所にきたんだ馬鹿野郎と心の中で自身の罵りながら会場で売っていた紙バッグを追加購入して戦利品を整理した。一瞬。千円札が引換券に見えて、年齢確認が買うための通行証になって、スケベでも健全でもとにかく通行証を自ら提示して、ものと交換して、バッグがぱんぱんになった。あっけなくて、現実味がない。非現実空間。そんな感じで初参加は終わった。楽しかった。という表現ができない。いや、楽しいかったんだろうけれど、それよりも圧倒された。圧縮された。熱量に。そこに居る人の熱量に。

性癖出し始めたで早漏

開設から数ヶ月もしてからようやく日常的にスケベツイートをするようになった。フォロイーのおかげ。ありがとう。

とある相互さんと空リプをしあったりするのもとても楽しいなーなんて思ってタイムライン監視員になってた。でなんかこの界隈でmocriというアプリを使っている方がちらほらいて、DLした。そのとある相互さんのもくり入ったり、自分が開いたのにその相互さん入ってきてやりとりしたり。対面したことがないオンラインの人とボイスチャットしたことなくて怖かったけど、なんか、音声機能あるしやってみようってなって自分がホストのスペースのときに嫌じゃなければ声出してみていい?って言って。今でもお邪魔したりたまにスペースで作ってやり取りしてて楽しい。ありがとう。あ、え、ちょっと待って昔の私スッゲー私好みのこと言ってるじゃん…

で、私、二次創作まわりの活動に関しては非常に早漏なのもこの時期からだった。全くサークル参加するつもりもないのに言うだけはただだしなって。今思い返しても早漏がすぎる。(いや今も早漏なんだけれど)

転機

そんな中、ぽっかりととある事情で長期休暇(2-3ヶ月)になった。学生時代とは違って大人になるとなにかしら時間は取れなくなるもので、自身でもこの休暇は思ってもいなかった。最初はちょっと安心したけれど、次第に膨大な時間を与えられては無駄にすぎる時間に不安が募った。あと当時はなんかずっと眠たかった。

それらをなんとかしようとまあまずは自分がしていて楽しいと感じることは何かを棚卸しした。ま、最初に ”私五条悟を推してたら楽しいよな” と考える。

んで、pixivで連載してるシリーズ一本が完結済だった(今確認したら4月下旬に完結してたで早漏)。文字数もそれなりになっていた。人生で一度は自分で書いた本を一冊でいいから作ってみたいなーと思ってたことを思い出した。けれど、それはぼんやりしているものだから実現するものだとは思っていなくて放置してた記憶だった。けど、これ、もしかしたら実現するんだったらもう長期休暇で時間がある今しかないんじゃないかと思い至って、晩御飯食べ終わって風呂に入ろうと服脱いでる途中の旦那との会話の流れで言ったら、「え? 一冊でいいんですか」って言われた。いや、私国語の点数めっちゃ低かった人間だから流石に人様に形として残るのはないだろ〜って思った。けど、そのときにpixivでシリーズ完結したときに、スタンプじゃなくてコメント文を書いてくださった方がいたことを思い出した。その方はそれまでの連載中のやつに象が鼻血出してるスタンプを複数回送ってくださる方だった。その方が最後にわざわざね、私の小説に対して時間割いてコメント文を書いてくださった。そのことをほやあと思い出した。そんで日々ぽん、ぽん、とpixivからくるいいね通知を思い出した。それで、少なくともこのシリーズを本にしようと決めた。 後日。相互さんが7月のイベントにサークル参加を表明し、それに向けて原稿をどうしようか悩んでいたときだったと思う。私はシリーズの校正と書き下ろし原稿でひいひい悲鳴を上げていた。サークル参加申し込みもしていないし、印刷所に申し込みもしていない。何に追われていたんだろうか。追われつつこのときもずっと眠たさと戦っていた。

シリーズの加筆修正と書き下ろし原稿も終わり、入稿用データを作り始めた。本にするにはノンブルをいれたり、フォントを入れ込んだり奥付をいれたり、読みやすいように行間や文字数を調整したりなどなど細々やることが多い。印刷所の初心者向けのページは校正や書き下ろしを書く前から多分読み込んでいた。知らない単語を調べてはまたそのページに戻って読み込むのを繰り返していた記憶がある。そうやって調整をしていると、本という形がいよいよ現実味を帯びてきて、その作業すら楽しかった。奥付はとある文庫の奥付をフィーチャーして作った。表紙や目次も作った。フォントも規定フォントではなくてわざわざちょっと文体がおしゃれに見えるとある明朝体を採用して入稿データに埋め込んだ。小説を書く事自体も好きだけれど、こういったなにかモノを作る過程も好きで、とにかく楽しかった。それの過程をツイッターでつぶやいていたら件の相互さんに「サークル参加する予定もないのになんで(参加予定の)私より進捗進んでるの??」というお言葉を頂いた。 いや、私もよくわかんなかった。 なにかに追われたら走って逃げると思うんだけど、別になににも追われていないのに私は走っていた。

でほぼ作り終えたあたりで件の相互さんに早漏すぎばーか(要約)(これくらい言い合える仲良しさん)と言われて、そのときノリで同人誌即売会のイベント情報を眺めみて、自身のジャンルのプチオンリーが開催されてかつ、まあまあ現実的に行ける範囲にあるイベントを探したら、来年の1月にあった。サークル参加表明をした。

でも、来年って遠いのよね。既にもう一冊は出来る状態なのにそれを半年宙ぶらりんにするのもなあ、みたいなことを同じ日につぶやいていたら、8月に同じ開催場所のイベントあるよって教えられた。え、8月?でそのイベントの申し込みの締め切りが結構近かった。現実味のない夢妄想が突如現実味を帯びてきた。え?ま?

一気にどきどきしてきた。え、私がサークル参加?冷静に考えて、同人即売会も今年の5月が初めてなのに?とか思っていたりしたけど、今まで同人誌即売会に向けて原稿に勤しんでいるフォロイー各位の状況を思い出した。イベントの数日〜一週間前に脱稿しました!!と言っていたし、7月に向けて原稿を進めてるような記憶だった。その時点で私の場合は 手元に少なくとも一冊の完成済の入稿データは在る。 だから本当にあとは申し込みをして、印刷所に頼むだけだった。いきなり目の前にでてきた選択肢にとても戸惑った。そうしているとまた相互さんが8月あるじゃない、って言ってくる。なんか、どきどきに加えてわくわくしてきた。なんなんだこの疾走感。自分で自分が笑えてきた。

次の日私はサークル参加申し込みを行いその数時間後に脱稿した。 早漏

そして更に翌日にはコピー本を作ろうとしていた。コピー本とはイベント直前になにかを生み出したいという思いで作られることが多いらしいのだけれど、 私はコピー本(ステープラーで中綴じしたやつ)を作ろうと言い出していた。 そしてスペースを彩るテーブルクロスだとかコインケースとか。細々としたスペースに置く備品もすぐさま購入した。あとお品書きを作っていた。これは流石に早いなーと思っていたけれど、やっぱり今振り返っても早漏以外のなにものでもない。そんなこんなであとは原稿ってところだった。

原稿途中に原稿の文字数を呟いたらそれもうコピー本って言わねえから(要約)と言われた。自分で一回コピーしたけれどコピー本にするには紙が分厚くて閉じるのに何回か失敗したから確かになと思った。あと私は個人的には文庫サイズの本を作りたい想いが強かったのでじゃあどうせなら、とまさかの二冊目も無線綴じで印刷所さんに頼むことにした。印刷所さんを二冊目は変えていたのでまた色々諸注意とか読んだりしていた。印刷所によっても色々データの扱いだったり入稿画面が違うので面白いなあと思いつつ、もう早く終わらせたいって気持ちがなぜかあってやっぱり私は早漏(脱稿)した。私は一体なにに追われているんだろうか。この頃から眠たさが少しずつなくなっていった。

モンハンでオタクと繋がる

ツイッター監視員の私は非常によくフォロイーのツイートをいいねする。以下ツイート主に対するいいねのお気持ち一覧。

  • (なんかめっちゃいい妄想がたり)
    • 最高!!!!!!
  • 疲れた
    • お疲れ様〜〜!えらい!
  • 子供がいう事聞かない〜(泣)
    • 大変だね…お疲れ様…
  • 原稿しにそうウェーブボックスに…力を
    • ウェーブボックスで連打
  • 睡眠時間とれない…
    • 私にはなにもできないけど…あなたのつらさみてるよ
  • ちんちん
    • ちんちん

とあるときに、とある相互さんがモンハンについて呟いていて、応援をこめて軽率にいいねをしたらDMがきた。ツイッターでDMくるの初めてでちょっとびっくりした。もしかしてされてます?って。してます〜って返してぽんぽんと話が進んで、一緒に狩りに行くことに。この頃には対面しない人とのボイスチャットはもう気にならなくなっていて、その相互さん以外に私の知らない方もいらしていたけど、あどもーKっていいます〜って超軽い感じで挨拶したと思う。初めての方と出会って狩りをする。オンラインの野良もいいけど、声あってやいのやいのやってるのはやっぱり面白かった。で蓋を開けたら私の知らない方は五条悟、夏油傑にお熱になっている方だった。まあ声を書けられたときにもしやとは思ってはいたけれど。それがきっかけでモンハン以外でも性癖について語ったりシモネタ喋ったりともくりにお邪魔することが増えて、すごく楽しくなった。でそのたびに存じ上げない方をフォローしにいったら (ちょっとまって私貴方の作品いいねしてんだけど??え??創造主??え??) ってことがね、あるんですよね。なんなんだこのコミュニティは。困惑することが多い。蓋開けたらめちゃくちゃいい作品書いてらっしゃる方ばかりで、はあ????すき!!!!って。最初のきっかけをくれた相互さんも、そうやってつながって楽しく時間を過ごしてくれる相互さんありがとう。元気もらって、元気になってきたわ。

イベント直前

8月に入っていよいよイベントが近づいてきた。入稿していた二冊は両方とも不備でデータを作り直しになった。なのでもし手に取っている人がいれば、行間が短くて読みづらいと思う。次出すときはちゃんとします。印刷所さんもごめんなさい。次からは大丈夫だと思います。今度こそコピー本をとまた作りました。しかもスケベ。作った二冊は健全だけど、無配するコピー本はスケベ。イベントまでまだあるしなんかものを作りたくて、作っちゃった。スケベ小説を書くのはそのコピー本で3、4作品目で全然エロ書き歴は浅い。スケベを見る・読むのはするする逝くのに書くのは本当につらい。健全本よりつらい。書くなら読んだ人にえろいと思ってほしい。心が元気になってほしい。けれど、書けば書くほど今書いたこの一文はエロい気持ちを萎えさせるのでは?今どんな体勢になってるのか伝わるか?が溢れ出て自分が書いているものがエロいのかがわからなくなる。少なくともエロいと思って勢いで書いて自分の心のちんちんがおっきするけれど、途中で賢者タイムになって、でまた心のちんちんをおっきさせては、自分の今かいた文章に激萎えして、読み返して、萎えない次の一手はなにかと、理性で考えつつ心のちんちんをおっきさせなければならない。一日バイブ突っ込まれながらそんなことをお首にも出さずオフィスで仕事する人AVと一緒だった。多分エロ書いている・描いている人は多分そうじゃないだろうか。エロ書き歴が長い人の意見を聞いてみたい。

まあ、なんとか作り出した。家にコピー機がないので、コンビニでコピーをする。公衆の場でスケベ本をコピーする。虚無。コピーしていたら、エラーがでて肝が冷えた。紙詰まりだったらページによっては社会的死になる。冷静にエラー画面を見ると用紙が足りません、とあった。既にコピー済のやつを一応サッと手元のトートバッグにいれて店員さんを呼んだ。男の人で、いやトートバッグいれてほんっとうに良かったと心から思った。まあ用紙足りない、だったらスケベ見られることはないとはわかっていたけれどもそれでも肝が冷えた。

イベントの前々日、私はもう準備万端だった。初参加で新刊2冊とコピー本も用意した。お品書きも作ってコピーしたし、他のもろもろはほぼ6月で準備は整っていた。

なんか言っとる。 まあ結論からいうと、短いですがとあるお二人のために個々に書き下ろし短編コピー本を作りました。カップリング小説(BL)を書いたことがない、という処女をとある方に捧げました(気持ち悪いなこいつ)(ご本人には言ってないから大丈夫)。二ヶ月前から心躍らせながらずっとわくわくしてたし、それに向けて活動をしていた道中にいろんな方々と知り合いになって。元気もらって。本当に元気貰っていたんです。”創作の私”はすこぶる明るくて、ばかやって、早漏で、それを面白がってくれる人が居る。”創作の私”を私は大好きです。私を元気にしてくれました。本当に元気になってきて、長期休暇が終わっても、”創作の私”が居続けて多分私はこいつを好きなんだろうなって、なんとか私これからも生きていけそうって思えて。そう思えるようになったのが”創作の私”に関わっている方々で、すごいエゴだけれど創作で元気貰ったので創作で返そうって思って勢いでかきあげました。ほんと、ばかだなあ。

2回目のイベント参加、はじめてのサークル参加

イベント当日。いや圧縮濃縮一瞬でした。一般参加もそうだけれど、更に早かった。最初は設営終わったときにはまだあと一時間くらいあったし、会期中も暇するだろなと思ってた。全然そんなことなかった。開場のアナウンスが流れたら誰ともなくサークルスペから湧き上がる拍手で、ああそういう文化があるんだ!素敵だなって思った。でそこからは一般参加のときと一緒で時間がとにかく一瞬ですぎる。私を目当てにする人はほとんどいないだろうからそうそうに離席して、島中の推しサークルで戦利品と引換券を交換する。前回と違って差し入れする勇気がでたので、差し入れを持ってきた。とある推しサークルさんに勝手に作ってきた小説を受け取ってもらえて、ツイッターでいつも元気貰ってますって言えました。花丸ですね。そして宝の地図を見ながらひたすら引換券いれとバッグをあっちゃこっちゃしながらご縁を貰いに行く。スケベな無配を「いただいてもいいですか」という言葉でオブラートに包みながら自ら乞いました。島中を一通り巡って一度席に戻った。そしたら目の前に、私のスペースに立ってくださる方が!ごめんなさい嬉しすぎと緊張しすぎでちゃんと人間やれてただろうか。でも過去に飲食店のアルバイトをしていたことがあるから多分出来てたと思う。想定以上に私の作品を手にとってくださる方がいらして本当にびっくりした。名乗ってくださる方もいてもう常に尊死しながら反転術式かけて生きながらえていたので多分私は五条悟だったのかもしれない嘘ごめんなさい調子こきました大変失礼しました。当日はびっくりする余裕すらなくてひたすら淑女ぶって人間の皮をかぶってご対応させていただいた。とにかくせっかくの素敵な場所を不快にさせたくない気持ちがあって。中には差し入れを私にしてくださる方もいて頭の中でメタルギアソリッドの”!”のSE音が鳴った。ひたすら一瞬だった。本当は最後まで居たかったんだけれど、体力とメンタルが持たなかった。南無。帰り道の駅のホームでもまだ実感はなくて、でもスーツケースは行きより格段に重くて。一人アフターでいつもの喫茶店に言って昼兼おやつの食事をとっても、現実味がない。はじまってもいないし、おわってもいないような。で家に帰ったら魂が抜けかけて何も言わない肉の塊が椅子の上に乗ってる。そんな感じだった。頂いた差し入れでメッセージをくださった方々のを読んで追い打ちをかけられて(褒め言葉)、私はそれ以降ただただぼうっとして、でもご飯はお腹にいれないと回復しないなと思って食べて、寝た。次の日の午前も肉の塊でなにもする気が起きない。燃え尽き症候群だった。とにかく頭が回らないので糖質を取りまくる。糖質はいい。頭にクる。で、そういえば匿名メッセージボックスに通販について質問が来ていたのを思い出して、通販どうしよっかなーと呟いたらぽんぽんと匿名メッセージボックスに通販について色々教えてくださる方が。優しい世界。でイベント翌日に通販ページ開設してまさかのご縁あって売れました。しかもその色々教えてくださった方に行き届いたと連絡がきて嬉しかった。実はそのセット販売していたやつ、本当に1セットだけだった。まじで教えてくださった方に渡ってよかった〜ってのと楽しめる内容だったらいいなと願った。

今とこれから

新刊2冊とも、まさかの通販で完売して手元は自分用の一部ずつになった。さっき手続きを終えた。いや、なんというか、現実味がない。あと、熱があって記憶がリアルなうちに思い出に記録しようと思って書き始めたけど長っいなどんだけクソデカ感情抱いているんだそういうのは推しキャラだけにしろ。ね。でも本当に楽しくって元気貰って本当に本当にフォロイーとフォロワーとpixivの作品を読んでくださった方々に後押しされたおかげで私本出しちゃいましたし、これからを考えられるようになったのでありがたいしかない。でも大元を辿れば芥見下々先生が呪術廻戦という作品を作ってくださって、MAPPAというとんでもないアニメ作るところが五条悟の唇の艶をあんなにもこだわって描いてくださらなかったらKは居なかったので、人生初の漫画の著者にお便りを書こうと思っている。あと作者へお金を落とすために紙の単行本を布教用と自宅用で買わなきゃ。(旦那のKindleで今は読んでる)戦利品全然読めてないから読みたいし、ツイッタ見たいし。個人サイトも作りたい。あと創作も色々したい。やったことがないけどしてみたい、の一歩が今までよりも軽い。”創作の私”を他の”私”に逆輸入してもっと自分を好きになりたいわね。

最後に

五条悟の唇えっろ!!!!!!!!!!!!!!!

*1:IDが黒歴史過ぎたので変えた

*2:ピクシブさんのサジェスト機能に感謝

*3:夢小説を書くので、見られたら後ろめたい気持ちになるなと思った。二次元とはいえ自分とキャラを掛け算してるわけだし不倫しているような…だからBLは大丈夫なんだけれど

*4:別アカを持っていること・夢小説を書いていること自体は旦那に申告済